★紅茶の味と原産国★

 紅茶の入っている缶やビン、袋の裏などに「原産国」と表示があるのをご存じでしょうか?
原産国(紅茶を栽培している国)として、インドやスリランカ・中国・ケニアなどがあげられます。
この国名で中の紅茶の味がだいたいわかる(?)ほど、各国で特徴があります。
有名なインド・スリランカ・中国を例にとってみましょう。

インド紅茶 全体的に濃い水色(すいしょく)
渋味は強いが、独特の個性的な香りの物が多い
代表的な銘柄《ダージリン・アッサム》
スリランカ紅茶 全体的に明るい水色
渋味は少なく軽い味、ソフトな香りの物が多い
代表的な銘柄《ルフナ・ウバ・ディンブラ・キャンディ》
中国紅茶 全体的に深く赤い水色
渋味はそれほど強く無く、東洋的な香りが特徴
代表的な銘柄《キーマン・ラプサンスーチョン》


茶葉を購入する時、味の目安として参考になるかと思います。
自分の好みの味の紅茶を見つけるには、ティーコーディネーターや販売員に相談してみたり、実際に色々な種類の紅茶を味わうことが大切ですね。

2001 スリランカ茶園風景 Photo by マスター




Copyright 2001 RUHUNA. All rights reserved. ■